定峰峠リベンジ

チャリ三昧五連休の三日目はいよいよ定峰峠リベンジの日。4/16に帰り道の白石峠下りで落車して以来、半年ぶりです。
楽しみではあったけれど不安の方が遥かに大きくて直前まで迷いがありましたが、ここで行かなかったらいつまでたっても再挑戦できないままになりそうで、えいや!と行ってきました。
前回は自走で行って休まずそのまま登ってしまいましたが、今回は小川町駅まで輪行で。自走組、車載組と集合して、みやちゃんの先導で走ります。


落合橋から先はいよいよ峠の始まりです。最初は本当にゆるやかな傾斜が続きますが、バス停終点あたりで一度休憩タイム。4月に走ったときは一人だったので「一度も足を着かない!」と変に意地を張ってしまいましたが、ここで休憩すればリフレッシュできるんだなーと感心しました。
この先からはタイムアタックするもよし、のんびり行くもよし、ということでタイムアタック組はガーッと登りに。私はものすごーく時間がかかるので、みんなに先に堂平山まで行ってきてとお願いして、ゆっくりと登りはじめます。
ほどなく現れたのが赤い路面の急坂。そうだ、前回もここで心が折れそうになったんだ・・・でも今日は休憩直後なので落ち着いてゆっくりと登れます。ここをクリアすれば一度平坦になるのも分かっているので気持に余裕もあります

それでもやっぱりきつい斜面におそるおそるダンシングを試してみるとハンドルやライトが膝に当たりそうでこわい、でも楽だー!
最初の急坂を登り終えた後は、みんなが先に行った後のしーんと静かな山道をひたすらゆっくりとくるくる回して登ります。渓流の音が心地よく、素直に「いいところだなあ」と思えます。坂だけど。

ときおり見える山間の風景を目にするたびに「こんなに高いところまで来てる」とモチベーションが上がり、みやちゃんが戻って様子を見に来てくれて励まされ、お猿との遭遇に驚いて、黙々と進むうちにゴール間近に。
みんなが堂平山から戻ってくるまで休憩していようと角を曲がると、そこには仲間が笑顔で待っていてくれました・・・この日、一回目のじわっと来た瞬間でした。


達成感に浸りつつ休憩やら、いいぼーさんだけがお猿に襲撃された話に大笑いやら(ごめんね^^;)して、さあ堂平山に出発というみんなを見送る筈が私も登ることに。ここからは前回も本当にきつくてきつくて大変だった上、帰りに下る自信が全くないので、行けるとこまで行って無理ならリタイヤするつもりで挑戦します。
路面は荒れ気味、木漏れ日というよりは鬱蒼とした日陰に落ち葉が散乱とし、これまで来た道とは打って変わった様相に、前回落車したときの記憶がリアルに甦ってきました。
時折よろよろとダンシングしながらふんばる私の後ろで、いいぼーさんが静かに一緒に走ってくれているのが支えになり、あと一息、一登りというところまで辿り着けましたが「この後、この坂を下るんだ」と思った途端、心が折れてしまいました。
みんなへの伝言をいいぼーさんにお願いして、来た道をゆっくりと戻ります。めいっぱいブレーキを引いてそろそろと下り、それでもこわいところは自転車から降りて押し歩いて、下ハンの練習をしたくても思い切れず、そのまま定峰まで戻ってきました。
この調子だと山から下りるのもみんなの足を引っ張っちゃうから先に少し一人で進んでいようかな・・・とコースを確認していると、ほどなくして仲間の声が。またしても、じわっとです。

ここからが自分にとっては本日のメインイベント。

前回は下りきれずに岩壁にぶつけて止まるというバッドエンドだったので、今度こそ最後まで自転車で下りられるかめっちゃ緊張してのスタートです。
帰りは来た道とは別ルートで秩父駅を目指して山を下ります。斜度は登りと同じくらいの緩やかさ、路面はきれいで眺めもよく、白石峠からの下りよりずっとずっとイイ感じ。

それでも段々と手が疲れてきてブレーキングに不安が募ります。そこで、こわごわと下ハンに挑戦してみました。両手とも下を握るのはとても無理で、まずは右手だけ。我ながらものすごくかっこわるい体勢です。でも全然楽!これならこわくない!!
そこに、私の様子を見る為にせっかく下りた坂をまた登り戻ってきてくれたまえぴーさんの姿が。
「こわくて片っぽだけしか下ハン握れないよー」と照れ笑いする私に「それで全然いいよ!でも片方なら、右より左を下ハンにした方が安定するかな」とアドバイスをくれるまえぴーさん。
ゆっくりとハンドルを持ち替えると更に安心感が増します。そして、最初は片方だけでもいいんだよと言ってもらえたことで、ものすごく気持が楽になりました。
途中でまた待っていてくれていた仲間の顔を見てリラックスでき、なんとか両手とも下ハンでブレーキを握れるようになり、まだ楽しいとまではいかずとも少しだけ爽快感も味わえて「下りも練習したい!」と思えるようになりました。
段々とお店や民家がちらほらと現れて風景が変わり、「ああ、ちゃんと自転車で戻ってこれた」と思った途端、じわっとが止まらず視界がぼやけちゃいました。これでトラウマ払拭できたかな・・・


山を下りきった後は、感動の余韻もそこそこに豚味噌丼のお店「野さか」にGO!
は、速いっ(大汗 ついていくのに必死、いや、全然ついていけませんorz
赤信号に助けられながら、なんとか追いついてお店に到着し、絶妙な味付と脂身の香ばしさ、やわらかくて最高においしい豚丼を堪能しました。山椒かけるとうますぎてやばいです。今度は私も大盛にしちゃおうかなw
食後のおやつタイムは私の帰り時間の都合で割愛となり(みんなごめんね・・・)、御花畑駅から秩父鉄道サイクルトレインに乗車してスタート地点に向かいます。
サイクルトレインは普通の車両に自転車をそのまま持ち込めるという、夢のような電車です。
門限があるので寄居まで直行する私は輪行で、他の仲間は自転車ごと乗り込んで車内でまったりと。なんともシュールで愉しい光景を堪能してから、波久礼駅で仲間と別れて帰途に着きました。

常にポジティブな言葉と行動でみんなを引っ張ってくれるみやちゃんと、温かく楽しい仲間たちのおかげで、悔しい思い出を上書きできて忘れられない一日になりました。みんな本当にありがとう。
めっちゃ遅い癖に、早くまた行きたいと思う自分がいます。

 

走行距離 40.6km / 平均速度 14.4km/h

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コメント: 5
  • #1

    カナエ (月曜日, 12 10月 2015 20:08)

    趣味人でも事故をした人の日記を何度も見ました。
    せっかく元気にまた乗れるようになったのだから、
    怖い時は用心していいのですよ。
    ケガなく帰宅しないとね。
    私は乗鞍岳の長い下り坂で、とにかくブレーキを必死で握る手が痛くて、
    時々ブラケットを持ったり時々下半を持ったりしてやっとの事で降りてきました。

  • #2

    ユカギルマンモス (火曜日, 13 10月 2015 01:29)

    ロードバイクの下りってなんであんなに怖いんでしょうね。
    車、オートバイ、MTBと乗ってきましたが、一番怖いのがロードバイク。
    唯一まだコケたことがないので限界わからないです。
    あの細~~~いタイヤでどこまでグリップしてくれのかとっても不安です。

  • #3

    いいぼー (火曜日, 13 10月 2015 23:19)

    ごめんなさーい。
    自分がみんなと走れることで楽しくて楽しくて
    なおさんがどんな気持ちで登ったり下ったりしてたか
    ちゃんと把握してませんでした。
    途中で引き返したときは大丈夫かな?
    ってしばらく目で追ってたら
    歩いて降りてるのを見て慎重になってるから
    大丈夫だね、、、と思って残りちょっとの
    登りを終えてみんなと合流しました。

    少しずつ慣れていければいいですね。
    みんなと一緒だったらきっと大丈夫だと思います。
    ダンシングもできたし、成長してるのを感じました。

    でも本当楽しかったですねー
    天気も良かったし景色もバッチリでしたね!
    山はやっぱいいなーって改めて再確認しました。

  • #4

    すみお (木曜日, 15 10月 2015 00:20)

    お疲れ様です。
    あの道を、自転車で登っちゃうんですね〜。ますます、自転車の凄さを感じます。私は、まだまだ。山男なのですが、春に尾瀬の至仏山に登った時、鳩待峠の急坂をでかいザックを背負って、自転車をこぐ若者を見た時、完全に負けたと思いました。山登りは、勝ち負けではないのですが… 自転車を降りてから、春山の雪道を登ることが大変なのに、この人たちの体力と技術に感心しました。
    白石車庫行きのバスも、登山者では有名な、42キロ7つの嶺を1日で歩き通す、七峰縦走で行ったことがあります。凄いですね。
    早く、みなさんと行けるようになりたいです。いつか、みやちゃんやなおちゃんと行ってみたいです。そこから先の登山なら、いつでもご案内できるんですがね〜。

  • #5

    なお (土曜日, 24 10月 2015 21:11)

    コメントいただいたのにお返事できてなくて本当にごめんなさい!!

    >カナエさん
    怖いと思うことも大事ですよね。
    今回やっと下ハンを握れるようになりましたが、近所の10%超え急坂で試しに下りてみたらやっぱり怖くて途中で降りちゃいました(^^;
    自分の身の丈にあった範囲で少しずつレベルアップしていきます。

    >ユカギルマンモスさん
    みなさん、50km、60kmとものすごいスピードで下りられることが私にはいまだに信じられないです。
    自分の場合は「いつでも止まって足を着けられる」状態じゃないことに、ものすごく抵抗があって下りのスピードや下ハンを握ることができずにいましたが、少しずつ慣れていけたらいいなと思います(^^)
    でもスピードは出せなくてもいいかな・・・・(笑

    >いいぼーさん
    みんなが一緒で心強かったおかげで下りてくることができました。本当に感謝です!
    ダンシングは「遅いのにダンシングする」というのがとっても恥ずかしくて抵抗あったんだけど、いいぼーさんに「ダンシングしてるの見てうれしかった」と言ってもらえたのでめっちゃモチベーション上がって、その後もせっせと練習しています(^o^)
    お天気最高でしたねー。また一緒に行きたいです♪

    >すみおさん
    私みたいな運動音痴の体力無しでも、ゆっくりゆっくりとペダルを回しているだけでいつかは峠に辿りつけるのだから自転車ってほんとに素敵だなと思います。
    自転車+登山はすごいですね・・・・山登り用のザックなんですよね?
    そういえばみやちゃんも、堂平山での休憩用に、みんなの為に重い荷物を担いで登ってくれたんですよ(^^)
    ぜひ、すみおさんもご一緒しましょう♪